昨日、真っ赤な下地から描き始めたハノーバー市庁舎のF30号が完成しました。

私は高校1年生の頃からドイツ語を学び続け、人生の中で最も時間とお金をかけてきました。中でも、ハノーバーのドイツ語は最も美しいと感じています。
28年間、ドイツ系フォワーダーで国際見本市輸送のコーディネーターとして働き、世界最大級の展示会場を持つハノーバー国際見本市会場へ30回ほど訪れました。
(総面積約100万㎡、27の展示ホール、展示面積約46万㎡)
ハノーバー市庁舎は、ヴィルヘルム2世時代に建てられた、城のような折衷様式の建物です。
ハノーファー旧市街南側の「マシュ・パーク」と呼ばれる約10ヘクタールの公園に囲まれ、その美しい姿を見せています。
右下に見える塔はエレベーターで登ることができ、市内を一望するパノラマ風景が広がります。
マッシュゼーの湖面に揺らめき映る市庁舎を眺めていると、突然、出展者から「すぐにブースへ来てほしい」と電話が入りました。
――夢でした。
もう働いていないのだと気づいた瞬間、緊張がほどけ、再び思い出の中に沈みながら眠りにつきました。


